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第117回糖尿病教室|<板橋区成増>内科・糖尿病・甲状腺の事なら「かとう内科クリニック」までお問い合わせください。

かとう内科クリニック
第117回糖尿病教室
日時 2017年6月17日(土)
テーマ 糖尿病と癌〜癌を見逃さないために
糖尿病患者は癌になりやすいのでしょうか。その理由は何でしょうか。
現在の日本の癌疾患の状況も見ながら癌を見逃さない予防法を説明しました。
糖尿病患者が癌になりやすいとする2つの報告
1 厚生労働省研究班の報告(2006年):糖尿病患者は20%程度発癌率が高い。
2 糖尿病と癌に関する委員会報告(2013年):糖尿病患者は19%発癌率が高い。
2013年日本糖尿病学会の報告
1 糖尿病は大腸癌、肝臓癌、膵臓癌のリスク増加と関連する。
2 加齢、肥満、不適切な食事、運動不足などが糖尿病と発癌に共通するリスクとなりうる。
3 発癌リスクとして高インスリン血症、高血糖、炎症との関与が示唆される。
4 健康的な食事、運動、体重コントロール、禁煙、節酒はリスク減少に推奨される。
5 性別・年齢に応じて適切に科学的根拠のある癌スクリーニングの受診が推奨される。
糖尿病患者で発癌率が高い理由は?
1 インスリンやインスリン様成長因子(IGF-T):IGF-Tは細胞増殖や発癌に関与します。
2 高血糖:酸化ストレスの亢進がDNAダメージをきたします。
3 肝炎ウィルス・ピロリ菌:これらがインスリン分泌に影響を与えている可能性があります。
4 生活習慣:発癌にかかわる生活習慣(喫煙、肥満、運動不足)が糖尿病と共通している。
日本人の癌に関するデータ(平成27年)
1 死因の第1位は癌(28.7%)、第2位は心疾患(15.2%)、第3位は肺炎(9.4%)、第4位は脳血管疾患(8.7%)
2 癌の部位別死因率:第1位は肺癌(20%)、第2位は大腸癌(13%)、第3位は胃癌(13%)、第4位は膵癌(9%)、第5位は肝臓癌(8%)
3 肺癌と大腸癌の死因率が上昇し、女性では乳癌も増加しています。
癌の予防方法と対応策
教室において、死因率の高い癌の予防方法と対応策を説明しました。
(詳細資料を希望の方は受付まで)